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Chancellor Hotel

ずいぶん前に「大阪にユニヴァーサルできるんだって」
なあんて聞いたなぁと思ってたらもうすぐオープンだ。
UNIVERSAL STUDIO にはちょっとした思い入れがある。
といっても何度も行ったってだけなんだけどね。
はじめ住んでいたLA市内からでもバスで30分くらい。
後に音楽学校に通うため引っ越した HOLLYWOOD は
UNIVERSAL STUDIO のある UNIVERSAL CITY のとなり町。
高速に乗ればものの15分で着いてしまう。

特に何がおもしろいとゆうわけでもなくよく行ったのは
わがままジョマール坊やにしつこくせがまれたからだ。
始めに泊まっていたホテルのマネージャーがフィリピン人で
彼女はふたりの息子、マイケル、ジョマールと
マーガレットとゆう幼い娘と暮らしていた。
おれは当時高校を卒業したばかりで18歳、
その頃マイケルは23歳でホテルの厨房でバイトをしてた。
すっかりマイケルと仲良くなったおれと
語学学校で一番仲良しだった張日耀(23)と三人で
夜な夜な何をするでもなく、ただ日々が楽しかった。

ところがこのジョマールとゆうのがなんともクソガキで
やることなすこと悪事のオンパレード。
相手をするのが面倒臭くなるような中学生だったが
このジョマールになぜかなつかれていて日曜には
「コースケ、ユニヴァーサルに行こう」とよく誘われた。
おれがそのホテルにいた半年の間に5回も行ったのに
全然飽きることをしらないみたいだった。

ホテルを出てからは少しずつ彼等と疎遠になってしまった。
そのうちホテルは別の中国人オーナーに買い取られ
フィリピン人だったマネージャーは解雇されてしまったらしい。
いまあの家族はどこでどうしているのだろう?
そうだ、あの頃のみんなは強く生きてるだろうか。
エリック、マーくん、ウーサン、イカ、ジュンペイ、チエ、
ミキ、ショウコ、ヘラちゃん、ああもう名前忘れちゃった。
みんな違う国で生まれど、確かにおんなじ人間でした。
話す側も聞く側も、互いに使えない言葉を駆使して
必死に相手に伝えようとする姿は美しかった。

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